防犯カメラの通知はなぜ外出先でも届く?IoT機器の仕組みをわかりやすく解説

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「自宅の防犯カメラが人を検知すると、外出先のスマホに通知が届く。」
最近では当たり前になった機能ですが、よく考えると不思議ではないでしょうか。
自宅のカメラと外出先のスマホは、同じWi-Fiにつながっているわけではありません。それなのに、まるで直接つながっているかのように通知が届きます。
私は以前、Amazon Ringを使っていて同じ疑問を持ちました。
「スマホの電話番号に通知しているの?」
「カメラとスマホが直接通信しているの?」
「遠く離れているのになぜ通知が届くの?」
この記事では、防犯カメラを例にしながら、IoT(モノのインターネット)の仕組みを初心者にもわかりやすく解説します。
そもそもIoTとは?
IoTとは、
Internet of Things(モノのインターネット)
の略です。
従来、インターネットにつながる機器といえばパソコンやスマホでした。
しかし現在は、
- 防犯カメラ
- スマートロック
- エアコン
- 照明
- 冷蔵庫
- スマートスピーカー
など、さまざまな機器がインターネットにつながっています。
これらを総称して「IoT機器」と呼びます。
防犯カメラはスマホと直接通信しているわけではない
多くの人が誤解しやすいポイントがあります。
それは、
防犯カメラとスマホが直接つながっているわけではない
ということです。
実際には次のような流れになっています。
防犯カメラ
↓
自宅Wi-Fi
↓
インターネット
↓
メーカーのクラウドサーバー
↓
スマホアプリ
つまり間にメーカーのサーバーが存在しています。
例えばRingなら、
- カメラ
- Ringのサーバー
- スマホアプリ
の3者が連携しています。
人を検知した瞬間に何が起きている?
具体例で見てみましょう。
ある日、あなたが旅行中だとします。
その時、自宅の玄関前を誰かが通りました。
① カメラが動きを検知
まず防犯カメラが人や動きを検知します。
最近の機種はAIを搭載しているものもあり、
- 人
- 車
- 動物
などを判別できるものもあります。
② カメラがサーバーへ報告
カメラは自宅Wi-Fiを経由して、
「人を検知しました」
という情報をメーカーのサーバーへ送信します。
この時点でスマホへ直接送信しているわけではありません。
③ サーバーが利用者を特定
メーカーのサーバーには、
「このカメラは誰のものか」
という情報が登録されています。
例えば、
- ユーザーAのカメラ
- ユーザーBのカメラ
という形で管理されています。
サーバーは、
「この通知はユーザーAに送ればよい」
と判断します。
④ スマホへ通知
最後にサーバーからスマホへ通知が送られます。
するとスマホ画面に
「動きを検知しました」
という通知が表示されます。
この一連の流れは数秒以内に行われています。
低価格で充電式、マグネットで設置が簡単、工事不要、遠隔首振り
Wi-Fiに繋げば、すぐに使えます。
電話番号は関係あるの?
結論から言うと、
通常は電話番号は関係ありません。
通知先として使われているのは、
- Ringアカウント
- Googleアカウント
- Apple ID
などです。
例えばスマホを機種変更しても、
同じアカウントでログインすれば通知が届きます。
つまり、
「電話番号に通知している」
のではなく、
「アカウントに紐付いたスマホアプリへ通知している」
のです。
どうやって特定のスマホに通知しているの?
ここがIoTの面白いところです。
スマホのアプリには、
プッシュ通知用の識別番号
が発行されています。
例えるなら、
スマホごとの「通知専用住所」のようなものです。
Ringアプリをインストールすると、
- AndroidならGoogle
- iPhoneならApple
から通知用IDが発行されます。
メーカーのサーバーはそのIDを保存しています。
そして、
「このIDへ通知を送ってください」
とGoogleやAppleへ依頼します。
すると通知がスマホへ届くのです。
LINEやGmailも同じ仕組み
実はこの仕組みは防犯カメラだけではありません。
例えば、
- LINE
- Gmail
- PayPay
- ネット銀行
- Amazon
などもほぼ同じです。
例えばLINEなら、
LINEサーバー
↓
AppleまたはGoogle
↓
スマホ
という流れで通知が届いています。
つまり現代のスマホ通知の多くは、
クラウドサーバー経由
なのです。
なぜ昔はできなかったのか?
20年前なら難しかった技術です。
理由は、
- インターネット回線が遅かった
- サーバー費用が高かった
- スマホが存在しなかった
ためです。
しかし現在は、
- 光回線
- 4G・5G
- クラウドサービス
が普及しました。
その結果、
世界中どこにいてもリアルタイムで通知を受け取れるようになったのです。
IoT機器は今後さらに増える
防犯カメラはIoTの代表例ですが、今後はさらに広がっていきます。
例えば、
- 宅配ボックス
- 玄関の鍵
- 給湯器
- エアコン
- 洗濯機
- 電気自動車
などもネット接続が当たり前になります。
将来的には、
「異常を検知したら自動で通知」
が標準機能になるでしょう。
防犯カメラはIoTを理解する最高の教材
IoTという言葉を聞くと難しく感じます。
しかし仕組みは意外とシンプルです。
防犯カメラの場合、
カメラ
↓
インターネット
↓
クラウドサーバー
↓
スマホ
という流れで情報が伝わっています。
だから外出先でも通知が届くのです。
電話番号で通知しているわけではなく、メーカーのクラウドサーバーが利用者を識別し、登録されたスマホアプリへ通知を送っています。
防犯カメラの通知の仕組みを理解すると、スマートロックやスマート家電など、他のIoT機器の仕組みも自然と理解できるようになります。
私たちはすでに、気付かないうちにIoTに囲まれた生活を送っているのです。


