データ復旧ソフトは危険?無断インストール・個人情報漏えいのリスクを教師視点で解説

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USBが突然読めなくなった、Excelファイルが開かない。
そんな場面で検索すると、必ず目に入るのが「データ復旧ソフト」という選択肢です。
「無料で復元できる」
「数クリックで元通り」
――魅力的に見えますが、教師が校務PCで使う場合、本当に安全なのでしょうか。
この記事では、
✔ データ復旧ソフトの仕組み
✔ 教師が特に注意すべきリスク
✔ 学校現場で現実的な対処法
を、教師視点で冷静に整理します。
怖がらせるためではなく、「判断を誤らないための記事」です。
データ復旧ソフトとは何をする仕組みか
データ復旧ソフトは、
「消えたデータを魔法のように復活させる」ものではありません。
多くの場合、
- 削除されたが、まだ上書きされていないデータ
- ファイル構造が壊れただけのデータ
をディスク全体から直接読み取って探し出す仕組みです。
そのため、
- USBやHDDの中身を丸ごとスキャン
- 見えなくなったファイルだけでなく、
他のデータも表示されることがある
という特徴があります。
ここが便利である一方、教師にとっては注意点にもなる部分です。
教師が注意すべき3つのリスク
① 無断インストールが規程違反になるケース
まず大前提として、校務PCは個人のPCではありません。
多くの学校では、
- ソフトの無断インストール禁止
- 管理者権限の制限
- 操作ログの取得
といったルールがあります。
「復元するだけだから」
「一時的に使うだけだから」
と思っても、
データ復旧ソフトはシステムに深くアクセスするソフトです。
結果として、
- 校内規程違反
- ICT担当からの注意
- 最悪の場合、報告案件
になることも珍しくありません。
② 個人情報・成績データが外部に出る可能性
データ復旧ソフトは、スキャン時に
- 成績データ
- 指導要録関連
- 他の先生のファイル
など、本来見えるはずのない情報まで表示することがあります。
さらに注意したいのが、
- クラウド経由で解析するタイプ
- 外部サーバーと通信するソフト
です。
復旧作業中に、
どのデータが、どこへ送られているのか分からないケースもあります。
「復旧できた=安全」
ではありません。
教師にとって一番守るべきなのは、
データそのものより“個人情報の管理責任”です。
③ ウイルス・不要ソフトが同時に入るリスク
特に注意が必要なのが、無料のデータ復旧ソフトです。
よくある例として、
- 広告ソフトの同時インストール
- 常駐プログラムが勝手に起動
- ブラウザ設定の変更
などがあります。
一度入ると、
- アンインストールしても残る
- PCの動作が不安定になる
といった二次トラブルにつながることも。
校務PCでこれが起きると、
自分だけの問題では済まなくなります。
実際に起きやすい学校現場のトラブル例
学校現場では、次のようなケースが本当によくあります。
- USB復旧を試したら、過去の成績ファイルが一覧表示された
- 自宅PCで復旧 → 校務PCに戻したら開けなくなった
- Windows更新後にExcelが壊れ、焦って復旧ソフトを入れてしまった
多くは、
「とにかく今すぐ何とかしたい」
という焦りが原因です。
ですが、その判断が
別のリスクを生むこともあります。
「使ってはいけない」わけではないが、条件がある
誤解してほしくないのは、
データ復旧ソフトがすべて危険というわけではないという点です。
ただし、条件があります。
- 私物PC・私物USBである
- 学校のデータが含まれていない
- 管理者やICT担当の了承がある
この線引きは、必ず守る必要があります。
「自分の判断で大丈夫だろう」は、
教師にとって一番危ない考え方です。
教師にとって現実的な代替策
① まずやるべき安全な初期対応
データトラブルが起きたら、
まず次の3つを守ってください。
- 上書きしない
- むやみに再起動しない
- USBやPCから外して保管する
これだけでも、
復旧の可能性を下げずに済みます。
② 校内ルールに沿った正しい相談先
困った時は、一人で抱え込まないことが重要です。
- ICT支援員
- 校内ICT担当
- 管理職
- 教育委員会指定の業者
「相談した」という事実が、
教師自身を守ることにもつながります。
関連トラブル記事(先に読むべき内容)
データ復旧ソフトに手を出す前に、
次の記事もあわせて確認してください。
多くの場合、
復旧ソフトを使わなくても解決できるケースがあります。
まとめ|焦った時ほど「入れない判断」が教師を守る
データ復旧ソフトは、確かに便利です。
しかし教師の場合、
- 校務PC
- 個人情報
- 校内規程
という一般ユーザーにはない制約があります。
焦った時ほど、
「とりあえず入れる」ではなく、
「一度立ち止まる」判断が必要です。
それが結果的に、
- 自分を守り
- 学校を守り
- 生徒を守る
一番安全な選択になります。


