教師向け|OneDriveでファイルが消えた?同期トラブルの原因と安全な回避策

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「保存したはずのファイルが、無い」

授業準備をしようとしてOneDriveを開いた瞬間、
「昨日まであったはずのファイルが見当たらない」
そんな経験はありませんか。

  • 自宅で作った教材が、学校のPCに無い
  • 編集したはずなのに、古い状態に戻っている
  • フォルダごと消えたように見える

特に教師の場合、
授業・校務・提出物・異動・端末交換が重なり、
「OneDriveを使っているのに安心できない」という声は少なくありません。

まず大前提として、非常に重要なことをお伝えします。

OneDriveの同期は、バックアップではありません。

ここを誤解したまま使うと、
「消えた」「上書きされた」「戻らない」事故が起きやすくなります。

まず知っておいてほしい:同期=バックアップではありません

多くの人が誤解していますが、
OneDriveはバックアップ専用のサービスではありません。

OneDriveの本質は、

複数の端末で「同じフォルダを共有・同期する仕組み」

つまり、

  • 片方で削除
  • 片方で移動
  • 片方で上書き

これらの操作は、ほぼリアルタイムで他の端末にも反映されます。

バックアップのように
「何かあっても元に戻せる」
「勝手に守ってくれる」
という思想では設計されていない、という点が重要です。

教師が事故りやすいOneDrive同期トラブル3パターン

① 学校PCと自宅PCの併用による事故

もっとも多いのがこのケースです。

  • 自宅で教材を作成
  • OneDriveで同期されていると思っていた
  • 学校PCを開いたら、古い版しかない/存在しない

原因の多くは、

  • 同期が一時停止していた
  • 別アカウントでサインインしていた
  • フォルダの場所が端末ごとに違っていた

といった、見えにくい設定差です。

「同じOneDriveを使っているつもり」でも、
実際には別物として動いていることがあります。

② フォルダ移動・整理で起きる静かな消失

整理しようとして、

  • デスクトップからDocumentsへ移動
  • フォルダ名を変更
  • 不要そうなフォルダを削除

こうした操作をすると、
OneDriveは「正しい操作」として判断し、全端末に反映します。

結果、

「勝手に消えた」のではなく
「どこかの操作が同期された」

という状態になります。

特に忙しい時期ほど、
「あとで整理しよう」が事故につながりやすいです。

③ 異動・端末交換時の初期設定事故

教師特有なのがこのパターンです。

  • 新しいPCにOneDriveをサインイン
  • 初期設定のまま同期開始
  • 既存フォルダと衝突・上書き

このとき、
どちらが正なのか分からないまま同期が進行すると、

  • 古い教材が消える
  • フォルダ構造が崩れる
  • 重複ファイルだらけになる

といった混乱が起きます。

異動時は精神的にも忙しく、
「とりあえず同期」が最も危険です。

「消えた」と感じたときに、まず確認すべきこと

慌てて操作する前に、以下を確認してください。

ゴミ箱(OneDrive側)

OneDriveにはWeb版のゴミ箱があります。
ローカルPCでは見えなくても、Webには残っていることがあります。

バージョン履歴

Word・Excel・PowerPointは、
OneDrive上なら過去の版に戻せる可能性があります。

同期状況アイコン

  • 雲マーク
  • チェックマーク
  • 同期エラー表示

これで、そもそも同期されていたかが分かります。

教師はどうすれば安全なのか?

結論はシンプルです。

OneDriveだけに頼らない

これに尽きます。

正解は「OneDrive+自動バックアップ」の併用

  • OneDrive:端末間の共有・作業効率
  • バックアップ:事故時の保険

役割を分けることが大切です。

特に重要なのは、

  • 自動で
  • 世代管理があり
  • 復元できる

この3条件を満たすバックアップです。

USBや手動コピーでは、
「忙しい時に忘れる」問題を解決できません。

教師向け・安全なデータ運用の考え方まとめ

  • OneDriveは便利だが万能ではない
  • 同期=バックアップではない
  • 教師は端末・環境変化が多く事故りやすい
  • 保険としてのバックアップが必須

OneDriveをやめる必要はありません。
正しく位置づけることが重要です。

Windowsトラブル完全ガイドとあわせて読むと安心です

▶ 【保存版】Windowsトラブル完全ガイド|教師向け

  • Windows Update後の不具合
  • Excelが開かない
  • PCが重くなる

こうしたトラブルとデータ消失は連鎖します。

日常的に使うからこそ、
「事故が起きない前提」ではなく
「起きたときに守れる構造」を作っておきましょう。